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2025
05 / 08
10:00

『脊柱管狭窄症』で歩けない?~自宅でできる簡単ケア~

『脊柱管狭窄症』で歩けない?~自宅でできる簡単ケア~

はじめに:脊柱管狭窄症とは?

こんにちは!リハビリデイサービスゆずの樹、機能訓練指導員の吉田です。
「最近、足腰の痛みやしびれを感じて、思うように歩けない…」そんな不安はありませんか?もしかしたら、それは『脊柱管狭窄症』かもしれません。

脊柱管狭窄症は、加齢などにより背骨の中の神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫されることで痛みやしびれを引き起こす病気です。
特に、一定の距離を歩くと症状(足腰の痺れや痛み、疲労感)が悪化し、休息することで症状が和らぐ「間欠性跛行(かんけつせいはこう」という特徴的な症状が見られることがあります。

 

私たちリハビリデイセンターゆずの樹は、介護保険が適用可能なリハビリ特化型デイサービスとして、脊柱管狭窄症をはじめとする様々な症状にお悩みの方々の生活の質を高めるお手伝いをしています。

 

脊柱管狭窄症の症状と原因

脊柱管狭窄症の主な症状は、腰や足の痛み、しびれです。これらの症状は、立っていたり歩いたりすることで強くなり、前かがみになったり座ったりすることで楽になることが多いです。進行すると、排尿や排便に支障が生じる場合もあります。

脊柱管狭窄症は、加齢に伴う椎間板の変性や骨の変形、靭帯の肥厚などにより、脊柱管という神経が通る場所を狭め、神経を圧迫してしまいます。
神経の圧迫は足の痺れや、足腰の痛み、歩行障害などを始めとした前述の症状を引き起こします。

 

自宅でできる脊柱管狭窄症のケアと注意点

「もしかして脊柱管狭窄症かも?」と感じたら、まずは無理のない範囲で日常生活を送ることが大切です。
長時間の立ち仕事や重い物を持つことは避け、腰に負担のかからない姿勢を心がけましょう。温めたり、軽いストレッチをすることも有効な場合があります。

ただし、自己判断でのケアは症状を悪化させる可能性もあります。少しでも不安を感じたら、整形外科などの専門医を受診し、適切な診断とアドバイスを受けるようにしてください。

1.膝抱え込みストレッチ

・仰向けに寝て、両膝を立てます。

・両手で膝を抱え、ゆっくりと胸に引き寄せます。

・この状態を5~10秒ほどキープします。

・ゆっくりと足を下ろし、数回繰り返します。

・ポイント: 腰が丸まるように意識し、無理に引き寄せすぎないようにしましょう。

 

お尻伸ばしストレッチ(仰向け)

・仰向けに寝て、両膝を立てます。

・片方の足首をもう片方の膝の上に置きます。

・下の足の太ももの裏で両手を組み、ゆっくりと胸に引き寄せます。

・お尻の筋肉が伸びるのを感じながら、10~20秒ほどキープします。

・足を入れ替えて、同様に行います。

・ポイント: 反動をつけず、ゆっくりと伸ばしましょう。

キャット&カウ

・四つん這いになります。手は肩の下、膝は股関節の下に置きます。

・息を吸いながら、背中をゆっくりと丸め、頭を下げます(猫のポーズ)。

・息を吐きながら、背中をゆっくりと反らせ、顔を上げます(牛のポーズ)。

・5回ほど繰り返します。

・ポイント: 動きと呼吸を連動させ、ゆっくりと行うことが大切です。


骨盤回し

・仰向けに寝て、両膝を立てます。

・両手を体の横に置きます。

・骨盤をゆっくりと右回し、左回しと交互に回します。

・それぞれ5回程度繰り返します。

 

・ポイント: 腰に痛みがない範囲で、無理なく行いましょう。


脳梗塞との関連性と早期発見の重要性

まれに、足腰のしびれや麻痺といった症状が、脊柱管狭窄症ではなく脳梗塞の前触れである場合があります。
脳梗塞の主な前駆症状としては、急な手足の麻痺やしびれ(特に片側)、ろれつが回らない、視野が狭くなる、激しい頭痛などが挙げられます。

 

もし、これらの症状が急に現れた場合は、迷わず救急車を呼ぶか、すぐに医療機関を受診してください。
早期発見と適切な治療が、後遺症を最小限に抑えるために非常に重要です。



まとめ:脊柱管狭窄症は1人で悩まず、専門家に相談しましょう!

今回は脊柱管狭窄症について解説しました。加齢に伴い多くの方が経験する可能性があるこの病気ですが、適切なケアとリハビリテーションによって、症状の改善や進行の抑制が期待できます。

リハビリデイセンターゆずの樹では、専門的な知識と技術を持った多職種のスタッフが、皆様の痛みを和らげ、より活動的な生活を送れるよう精一杯サポートさせていただきます。「もしかして脊柱管狭窄症かも?」と感じている方、すでに診断を受けてリハビリにお悩みの方は、ぜひ一度、私たちにご相談ください。また、急な手足の麻痺やしびれなどの症状は、脳梗塞の前触れである可能性もありますので、そのような場合はすぐに医療機関を受診してください。皆様の健康と笑顔のために、ゆずの樹は全力でサポートいたします。


 

~通所型サービス~

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2025
05 / 01
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5月なのに『熱中症』!?~日頃の予防と初期対応~

5月なのに『熱中症』!?:日頃の予防と初期対応

はじめに:季節の変わり目は要注意!

市川市の皆様、こんにちは!リハビリデイサービス「リハビリデイセンターゆずの樹」の機能訓練指導員の吉田です。ゴールデンウィークも始まり、新しい生活リズムに慣れてきた頃でしょうか。しかし、この時期は気温の変化が大きく、体調を崩しやすい時期でもあります。
「まだ5月だから、熱中症は大丈夫だろう」と思っていませんか?
先日、急に気温が上昇した日には、一つの病院で20名以上の方が熱中症と診断されたというニュースもありました。油断していると、思わぬ落とし穴にはまってしまう可能性があります。
ゆずの樹は、介護保険が適用できるリハビリ特化型デイサービスとして、皆様の健康維持と機能回復をサポートしています。今回は、この時期だからこそ気をつけたい高齢者の熱中症対策について、リハビリの専門家の視点からお伝えしていきますので、ぜひ最後までお読みください。

 5月でも油断禁物!高齢者が熱中症になりやすい意外な理由

5月は「まだ、大丈夫だろう」と油断しやすい季節です。

5月はまだ本格的な夏を迎えていないため、熱中症は他人事と思いがちです。
しかし、高齢者の方にとっては、この時期でも熱中症のリスクは決して低くありません。
体が暑さに慣れていないことや、気温が急に上昇することで、体温調節機能が追いつかなくなることがあります。
また、天気が良く過ごしやすい日は、水分補給を忘れがちになることも、脱水を引き起こす要因となります。

 急な暑さに要注意!熱中症の初期症状と迅速な対応

皆様、気温の変化に体がついていかないと感じることはありませんか?

熱中症の初期症状は、体がだるい、めまいがする、 हल्काな吐き気、筋肉の痛みなど、風邪と間違えやすいものもあります。
「少し休めば大丈夫」と安易に考えず、いつもと違うと感じたら、熱中症の可能性を疑うことが大切です。

もし、熱中症のような症状が現れた場合は、すぐに涼しい場所に移動し、水分と塩分を補給してください。
意識がはっきりしない場合は、迷わず救急車を呼びましょう。
高齢者の熱中症の特徴として、脱水や喉の渇きを自覚していないことがあります。

5月から始める日常生活での熱中症予防3つのポイント

皆様、そろそろ初夏の準備を始めていますでしょうか?事前にエアコンが動作しているかの確認もお勧めしています。

ゆずの樹では、一年を通して皆様の健康をサポートしていますが、特にこの時期からの熱中症対策は重要だと考えています。
今から始めることができる、日常生活での熱中症予防のポイントを3つご紹介します。

1.早めの水分補給習慣: のどの渇きを感じる前に、 定期的に水分を補給する習慣をつけましょう。特に朝起きた時や入浴後、運動後などは忘れずに水分を摂りましょう。
2.室温と湿度のチェック: エアコンが故障していないか確認しておきましょう。まだエアコンを使うほどではないと感じても、室温や湿度が高くなっていないか確認しましょう。扇風機や換気を活用して、室内の空気を循環させることも有効です。
3.服装の調整: 気温に合わせて脱ぎ着しやすい服装を選びましょう。通気性の良い素材を選び、汗をかいたらこまめに着替えることも大切です。

これらの予防策を4月から意識して始めることで、急な暑さにも対応でき、熱中症のリスクを減らすことができます。

まとめ:油断大敵!熱中症は適切な対策と習慣で予防ができます

今回のブログでは、リハビリ特化型デイサービス「リハビリデイセンターゆずの樹」の機能訓練指導員である吉田が、5月初期に注意すべき高齢者の熱中症対策について解説しました。
まだ暑さに体が慣れていないこの時期は、気温が急上昇すると熱中症のリスクが高まります。
早めの水分補給、室温と湿度のチェック、服装の調整といった予防策を4月から意識することが大切です。
初期症状である体のだるさやめまいを見逃さず、異変を感じたら適切な対応を取りましょう。

ゆずの樹では、多職種の専門スタッフが連携し、皆様の健康をサポートしています。また、急な体調変化には脳梗塞の前駆症状の可能性も考慮し、異変を感じたら速やかに医療機関を受診することが重要です。

 市川市の皆様が、気温の変化に負けず、健康に過ごせるよう、ゆずの樹はこれからも様々な情報発信とサポートを行ってまいります。体調管理について気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

 

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