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2025
05 / 29
10:30

『誤嚥性肺炎』を徹底解説!予防と対策で健康寿命を延ばしましょう!

『誤嚥性肺炎』を徹底解説!予防と対策で健康寿命を延ばそう

はじめに:誤嚥性肺炎とは?

こんにちは!千葉県市川市の「リハビリデイセンターゆずの樹」機能訓練指導員の吉田です。
最近、食事中にむせることが増えたり、食後に声がガラガラしたりすることはありませんか? もしかしたら、それは誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)のサインかもしれません。
誤嚥性肺炎は、食べ物や唾液が誤って気管に入り、肺で炎症を起こす病気です。特に高齢者に多く、命に関わることもあるため予防と早期発見がとても大切です。

「自分は大丈夫かな…」「家族がむせることが増えて心配」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、誤嚥性肺炎のリスクや、ご自宅でできる予防策について詳しくご紹介します。

誤嚥性肺炎とは?なぜ高齢者に多いの?

誤嚥性肺炎は、食べ物や飲み物、唾液が誤って気管から肺に入り、それらに含まれる細菌が原因で肺に炎症が起こる病気です。通常、気管に異物が入ると「むせる」ことで排出されますが、高齢になると、この「むせる力」や食べ物を飲み込む力が衰えやすくなります。

具体的には、嚥下機能(えんげきのう)の低下が大きな原因です。
嚥下機能とは、食べ物を口に入れてから胃に送るまでの一連の動きのことです。加齢によって、この機能に関わる筋肉や神経が衰えると、食べ物が食道ではなく誤って気管に入りやすくなります。また、脳血管疾患の後遺症やパーキンソン病などの神経疾患も、嚥下機能の低下を招き、誤嚥性肺炎のリスクを高めます。

「自分や家族の飲み込みが悪くなったかも?」と感じることはありませんか? 早期に気づき、適切な対策をとることが大切です。


自宅でできる!誤嚥性肺炎の予防につながる簡単な体操

誤嚥性肺炎の予防には、飲み込みに関わる筋肉を鍛えることが非常に効果的です。ご自宅で簡単にできる体操をご紹介しますので、ぜひ日々の生活に取り入れてみてください。無理のない範囲で、毎日続けることが大切です。

1.首のストレッチ: 首をゆっくりと前後に倒したり、左右に傾けたり、回したりします。首周りの筋肉をほぐし、飲み込みやすい状態を作ります。

2.あご上げ体操: 仰向けに寝て、あごを突き出すように首だけを上げ、数秒キープします。この時、肩が上がらないように注意しましょう。飲み込みに関わる筋肉を鍛えます。

3.パタカラ体操: 「パ」「タ」「カ」「ラ」と口を大きく動かして発音します。それぞれの音を発音する際に使う口や舌の筋肉を鍛え、食べ物を上手にまとめる力を高めます。

4.舌の体操: 舌を前に突き出したり、左右に動かしたり、口の中で円を描くように回したりします。舌の動きを滑らかにし、食べ物を喉に送る助けになります。

5.空嚥下(からえんげ): 唾液を飲み込む動作を意識して行います。これは、飲み込みの練習になります。

これらの体操を行う際は、体調の良い時に、無理のない範囲で行ってください。継続することで、嚥下機能の維持・向上に役立ちます。

食事の工夫と注意点:誤嚥性肺炎を防ぐために

毎日の食事は、誤嚥性肺炎のリスクを大きく左右します。以下の点に注意して、安全で楽しい食事の時間を過ごしましょう。

1.姿勢を整える: 食事中は、椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばしましょう。あごを少し引く姿勢は、誤嚥を防ぐのに効果的です。

2.一口の量を少なくする: 一度にたくさん口に入れると、飲み込みきれずに誤嚥しやすくなります。少量ずつ口に入れ、しっかり噛んでから飲み込みましょう。

3.ゆっくりと食べる: 急いで食べると、飲み込みが追いつかずに誤嚥のリスクが高まります。時間をかけて、落ち着いて食事を楽しみましょう。

4.とろみをつける: 水分が多い汁物などは、むせやすい傾向があります。市販のとろみ剤などを利用して、適度なとろみをつけることで、スムーズに飲み込めるようになります。

5.食べ物の形態を工夫する: 飲み込みにくいパサパサした食べ物(パンや焼き芋など)は、牛乳やスープで湿らせたり、ゼリー状にしたりする工夫も有効です。また、噛みやすいように細かく刻む、やわらかく煮込むなども試してみてください。

6.食後はすぐに横にならない: 食後すぐに横になると、胃の内容物が逆流し、誤嚥につながる可能性があります。食後30分~1時間程度は、体を起こした状態で過ごしましょう。

これらの工夫は、日々の食事をより安全にするための大切なポイントです。

 

「リハビリデイセンターゆずの樹」ができること:専門的なサポートで誤嚥性肺炎を予防

「リハビリデイセンターゆずの樹」は、介護保険が適用できるリハビリ特化型デイサービスです。誤嚥性肺炎の予防には、日々の生活習慣の改善とともに、専門的な口腔の運動が非常に有効です。

 

当センターでは、柔道整復師、マッサージ師、鍼灸師、作業療法士、看護師、介護福祉士、生活相談員といった多職種の専門家が在籍し、利用者様お一人おひとりの身体状況や嚥下機能に合わせて、個別プログラムを作成し、提供しています。

 

具体的には、飲み込みに関わる口腔や喉の筋肉を鍛える嚥下体操を毎月テーマを決めて実施しており、ご自宅でできる口腔体操の資料をお渡しして継続的な口腔機能の維持・改善を支援しています。このような取り組みにより1人でも誤嚥性肺炎の方を減らせるように取り組んでいます。

「もっと安全に食事がしたい」「むせることが多くて心配」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度「リハビリデイセンターゆずの樹」にご相談ください。皆様が安心して日常生活を送れるよう、全力でサポートさせていただきます。

まとめ:健康つくりは健口(健康的な口腔機能)つくりから!

誤嚥性肺炎は、食べ物や唾液が誤って気管に入り、肺で炎症を起こす病気で、特に高齢者の方にとって深刻な問題となることがあります。飲み込みの機能が低下することが主な原因ですが、ご自宅でできる簡単な体操や食事の工夫によって、リスクを大きく減らすことができます。

このブログでは、首や口、舌の筋肉を鍛える体操や、「パタカラ体操」といった具体的な予防策をご紹介しました。また、食事の際には、姿勢を整え、一口の量を少なくし、とろみをつけるなどの工夫が有効です。

 

千葉県市川市にある「リハビリデイセンターゆずの樹」では、多職種の専門家が連携し、お一人おひとりの状態に合わせた個別リハビリテーションを通じて、誤嚥性肺炎の予防をサポートしています。むせることが増えて心配な方や、安全に食事をしたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。私たちと一緒に、安心して美味しい食事を楽しめる毎日を目指しましょう!

 

~通所型サービス~

〇市川リハビリデイセンターゆずの樹〇

(平田店)市川市平田2-5-4  ☎ 047-321-4835

(稲越店)市川市稲越2-9-14  ☎ 047-315-8941

(大野店)市川市南大野3-20-5 ☎ 047-710-4562

 

~訪問型サービス~

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訪問マッサージのご依頼窓口   ☎ 047-710-4562

 

2025
05 / 22
14:00

運動不足は万病のもと?~運動習慣の重要性~

運動不足は万病のもと?~運動習慣の重要性~

はじめに:まさか「運動不足」があなたの不調の原因?

こんにちは!千葉県市川市の介護保険が適用できるリハビリ特化型デイサービス「リハビリデイセンターゆずの樹」機能訓練指導員の吉田です。

最近、なんとなく体が重い、疲れやすい、階段を上るのがつらい…といった不調を感じることはありませんか?もしかしたら、その原因は「運動不足」かもしれません。

「毎日忙しくて運動する時間がない」「何をしたらいいか分からない」と、ついつい運動を後回しにしてしまうことは私自身にも心当たりがあるところです。

私たちは、運動を通じて健康づくりを支援しており、運動が私たちの健康を維持するためにいかに重要であるかを、日々実感しています。

このブログでは、なぜ今、運動習慣が必要なのか、そしてどのようにすれば無理なく運動を生活に取り入れられるのかを、リハビリの専門家としてお伝えしていきたいと考えています。。

気づいてる?運動不足が招く深刻なリスク

「運動不足くらい、たいしたことないでしょ?」そう思っていませんか?しかし、運動不足は、知らず知らずのうちにあなたの体を蝕み、さまざまな病気のリスクを高めてしまいます。

具体的には、高血圧や糖尿病といった生活習慣病のリスクが格段に上がります。また、骨や関節、筋肉といった運動器の機能が衰え、転倒しやすくなったり、歩行困難になったりするロコモティブシンドロームの大きな原因にもなります。さらに、最近の研究では、運動不足が認知機能の低下、ひいては認知症の発症リスクを高めることも指摘されています。

 

たったこれだけ!今日からできる運動習慣の始め方

「運動の重要性は分かったけど、何から始めたらいいの?」そう思っている方もご安心ください。いきなりハードな運動をする必要はありません。まずは、無理なく続けられることから始めるのが成功の秘訣です。

例えば、

  • ウォーキング: 普段より少しだけ遠回りをする、一駅分歩いてみるなど、無理のない範囲で歩く習慣をつけましょう。
  • ストレッチ: 朝起きた時や寝る前に、ゆっくりと体を伸ばすだけでも効果があります。
  • 「ながら運動」: テレビを見ながらスクワット、歯磨き中に片足立ちなど、日常生活に運動を取り入れましょう。

運動を習慣化するためのコツは、具体的な目標を設定することです。「毎日15分歩く」など、達成しやすい目標から始め、できたらカレンダーにチェックを入れるなどして、記録するのもおすすめです。また、ご家族や友人と一緒に運動をしたり、地域の体操教室に参加したりと、仲間と一緒に行うことでモチベーションを維持しやすくなります。

「リハビリデイセンターゆずの樹」でも、皆様の運動習慣をサポートしています。専門の機能訓練指導員が、お一人おひとりの状態に合わせた運動をご提案し、安全に楽しく運動に取り組めるようお手伝いさせていただきます。

「ゆずの樹」で始める!専門家と一緒の安心運動習慣

「一人だと運動が続かない…」「どんな運動が自分に合っているか分からない」そんなお悩みをお持ちの方こそ、「リハビリデイセンターゆずの樹」にお越しください。私たちは、介護保険が適用できるリハビリ特化型デイサービスとして、皆様の運動習慣づくりを強力にサポートします。

ゆずの樹には、柔道整復師、マッサージ師、鍼灸師、作業療法士、看護師、介護福祉士、生活相談員といった多職種の専門家が在籍しており、それぞれの専門知識と技術を活かして、お一人おひとりに最適な個別プログラムを作成します。

例えば、筋力トレーニングで体幹を鍛えたり、バランス練習で転倒予防をしたり、生活動作に特化した機能訓練を行ったりと、具体的な目標達成に向けてきめ細やかなサポートを提供しています。また、個別に対応できるマッサージや鍼灸などもございます。

「デイサービスってどうやって利用するの?」という方もご安心ください。当施設の生活相談員が、介護保険の申請からご利用までの流れを丁寧にサポートいたします。まずは見学やご相談から、お気軽にお問い合わせください。私たちと一緒に、安全で効果的な運動習慣を始めてみませんか?

まとめ:運動習慣で身体機能の維持・向上を実現しましょう!

今回のブログでは、千葉県市川市の「リハビリデイセンターゆずの樹」機能訓練指導員の吉田が、運動習慣の重要性とその始め方についてお伝えしました。運動不足は、生活習慣病やロコモティブシンドローム、認知症といったさまざまな病気のリスクを高めます。

今日から少しずつでも運動を取り入れることで、これらのリスクを減らし、健康寿命を延ばすことができます。ウォーキングやストレッチ、ながら運動など、無理のない範囲で楽しみながら続けていくことが大切です。

私たち「リハビリデイセンターゆずの樹」は、介護保険が適用できるリハビリ特化型デイサービスとして、皆様の「動ける体」づくりを全力でサポートいたします。柔道整復師、マッサージ師、鍼灸師、作業療法士、看護師、介護福祉士、生活相談員といった専門職が連携し、お一人おひとりの状態に合わせた最適な運動プログラムをご提案。安全で効果的なリハビリを通じて、皆様がいつまでも健康的で、自分らしい生活を送れるようお手伝いさせていただきます。

 

もし、運動習慣についてお悩みでしたら、ぜひ一度「リハビリデイセンターゆずの樹」にご相談ください。私たちと一緒に、運動習慣で運動習慣で身体機能の維持・向上を実現し、笑顔あふれる毎日を送りましょう!

 

~通所型サービス~

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2025
05 / 15
10:00

『五月病』と『自律神経失調症』 ~身近な不調について~

『五月病』と『自律神経失調症』 ~身近な不調について~

はじめに:五月病と自律神経失調症、身近な不調について

こんにちは!千葉県市川市の介護保険が適用できるリハビリ特化型デイサービス「リハビリデイセンターゆずの樹」機能訓練指導員の吉田です。

新しい環境での生活がスタートし、そろそろ落ち着いてきた頃でしょうか。しかし、最近、なんだか気分が憂うつ、疲れやすい、なかなか寝付けないといった不調を感じることはありませんか?もしかしたら、それは五月病や自律神経の乱れが原因かもしれません。誰にでも起こりうるこれらの身近な不調について、今回は詳しく解説していきます。

五月病とは?その原因と主な症状

五月病とは、新年度の環境変化によるストレスなどが原因で、五月頃に現れやすい体調不良の総称です。具体的には、以下のような症状が見られます。

  • 気分の落ち込み、憂うつ感
  • 意欲の低下、無気力
  • 疲労感、倦怠感
  • 不眠
  • 食欲不振
  • 集中力の低下

これらの症状は、新しい環境への適応に時間がかかることや、ゴールデンウィーク後の生活リズムの乱れなどが影響していると考えられています。

自律神経失調症とは?五月病との違いと関連性

自律神経とは、私たちの意思とは無関係に、呼吸や消化、体温調節など、生命維持に必要な機能をコントロールしている神経です。この自律神経のバランスが崩れると、様々な身体的・精神的な症状が現れる状態が自律神経失調症です。

五月病は、特定の時期に起こりやすい一時的な状態であるのに対し、自律神経失調症は、ストレスや生活習慣の乱れなど、様々な要因によって慢性的に症状が続くことがあります。しかし、五月病の背景には自律神経の乱れが関わっていることも多く、両者は深く関連していると言えるでしょう。

 

元気を取り戻すためのセルフケアとリハビリのヒント

五月病や自律神経の乱れから元気を取り戻すためには、ご自身でできるセルフケアが大切です。

  • 質の高い睡眠を心がける: 寝る前にスマートフォンなどの画面を見るのを避け、リラックスできる環境を整えましょう。
  • バランスの取れた食事: 栄養バランスの良い食事は、心身の健康を維持する基本です。
  • 適度な運動: 軽いウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすことは、気分転換にもつながります。
  • リラックスする時間を作る: 趣味の時間を持つ、入浴する、アロマを焚くなど、自分なりのリラックス方法を見つけましょう。
  • 深呼吸をする: 意識的にゆっくりと呼吸をすることで、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。

私たち「リハビリデイセンターゆずの樹」には、柔道整復師、マッサージ師、鍼灸師、作業療法士、看護師、介護福祉士、生活相談員といった多職種の専門家が在籍しており、皆様の健康をサポートしています。介護予防に関する様々なご相談にも対応しておりますので、お気軽にお声かけください。

 

市川市の「リハビリデイセンターゆずの樹」ができること:専門的なサポートで安心を

「リハビリデイセンターゆずの樹」は、介護保険が適用できるリハビリ特化型デイサービスです。私たちは、五月病や自律神経の乱れによる心身の不調でお悩みの方に対しても、専門的な知識と技術に基づいたサポートを提供しています。

個別の状態に合わせた運動プログラムや、リラクゼーション効果のあるマッサージ、鍼灸などの施術を通じて、自律神経のバランスを整え、心身の回復をサポートいたします。また、生活習慣に関するアドバイスや、ご自宅でできる簡単な運動指導なども行っておりますので、安心してご相談ください。私たちと一緒に、健やかな毎日を取り戻しましょう。

まとめ:五月病や自律神経の不調を感じたら、お気軽にご相談ください

今回は、五月病と自律神経失調症について、その原因や症状、そしてご自身でできるセルフケアについて解説しました。新しい生活で感じるストレスや疲労は、心身のバランスを崩しがちです。もし、憂うつな気分や体の不調が続くようでしたら、無理せず休息を取り、必要であれば専門家のサポートを求めてください。

千葉県市川市の「リハビリデイセンターゆずの樹」では、リハビリの専門家が、皆様の健康的な生活をサポートいたします。介護保険を利用したリハビリはもちろん、介護予防に関するご相談も承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。皆様が笑顔で毎日を送れるよう、精一杯お手伝いさせていただきます。

 

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2025
05 / 08
10:00

『脊柱管狭窄症』で歩けない?~自宅でできる簡単ケア~

『脊柱管狭窄症』で歩けない?~自宅でできる簡単ケア~

はじめに:脊柱管狭窄症とは?

こんにちは!リハビリデイサービスゆずの樹、機能訓練指導員の吉田です。
「最近、足腰の痛みやしびれを感じて、思うように歩けない…」そんな不安はありませんか?もしかしたら、それは『脊柱管狭窄症』かもしれません。

脊柱管狭窄症は、加齢などにより背骨の中の神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫されることで痛みやしびれを引き起こす病気です。
特に、一定の距離を歩くと症状(足腰の痺れや痛み、疲労感)が悪化し、休息することで症状が和らぐ「間欠性跛行(かんけつせいはこう」という特徴的な症状が見られることがあります。

 

私たちリハビリデイセンターゆずの樹は、介護保険が適用可能なリハビリ特化型デイサービスとして、脊柱管狭窄症をはじめとする様々な症状にお悩みの方々の生活の質を高めるお手伝いをしています。

 

脊柱管狭窄症の症状と原因

脊柱管狭窄症の主な症状は、腰や足の痛み、しびれです。これらの症状は、立っていたり歩いたりすることで強くなり、前かがみになったり座ったりすることで楽になることが多いです。進行すると、排尿や排便に支障が生じる場合もあります。

脊柱管狭窄症は、加齢に伴う椎間板の変性や骨の変形、靭帯の肥厚などにより、脊柱管という神経が通る場所を狭め、神経を圧迫してしまいます。
神経の圧迫は足の痺れや、足腰の痛み、歩行障害などを始めとした前述の症状を引き起こします。

 

自宅でできる脊柱管狭窄症のケアと注意点

「もしかして脊柱管狭窄症かも?」と感じたら、まずは無理のない範囲で日常生活を送ることが大切です。
長時間の立ち仕事や重い物を持つことは避け、腰に負担のかからない姿勢を心がけましょう。温めたり、軽いストレッチをすることも有効な場合があります。

ただし、自己判断でのケアは症状を悪化させる可能性もあります。少しでも不安を感じたら、整形外科などの専門医を受診し、適切な診断とアドバイスを受けるようにしてください。

1.膝抱え込みストレッチ

・仰向けに寝て、両膝を立てます。

・両手で膝を抱え、ゆっくりと胸に引き寄せます。

・この状態を5~10秒ほどキープします。

・ゆっくりと足を下ろし、数回繰り返します。

・ポイント: 腰が丸まるように意識し、無理に引き寄せすぎないようにしましょう。

 

お尻伸ばしストレッチ(仰向け)

・仰向けに寝て、両膝を立てます。

・片方の足首をもう片方の膝の上に置きます。

・下の足の太ももの裏で両手を組み、ゆっくりと胸に引き寄せます。

・お尻の筋肉が伸びるのを感じながら、10~20秒ほどキープします。

・足を入れ替えて、同様に行います。

・ポイント: 反動をつけず、ゆっくりと伸ばしましょう。

キャット&カウ

・四つん這いになります。手は肩の下、膝は股関節の下に置きます。

・息を吸いながら、背中をゆっくりと丸め、頭を下げます(猫のポーズ)。

・息を吐きながら、背中をゆっくりと反らせ、顔を上げます(牛のポーズ)。

・5回ほど繰り返します。

・ポイント: 動きと呼吸を連動させ、ゆっくりと行うことが大切です。


骨盤回し

・仰向けに寝て、両膝を立てます。

・両手を体の横に置きます。

・骨盤をゆっくりと右回し、左回しと交互に回します。

・それぞれ5回程度繰り返します。

 

・ポイント: 腰に痛みがない範囲で、無理なく行いましょう。


脳梗塞との関連性と早期発見の重要性

まれに、足腰のしびれや麻痺といった症状が、脊柱管狭窄症ではなく脳梗塞の前触れである場合があります。
脳梗塞の主な前駆症状としては、急な手足の麻痺やしびれ(特に片側)、ろれつが回らない、視野が狭くなる、激しい頭痛などが挙げられます。

 

もし、これらの症状が急に現れた場合は、迷わず救急車を呼ぶか、すぐに医療機関を受診してください。
早期発見と適切な治療が、後遺症を最小限に抑えるために非常に重要です。



まとめ:脊柱管狭窄症は1人で悩まず、専門家に相談しましょう!

今回は脊柱管狭窄症について解説しました。加齢に伴い多くの方が経験する可能性があるこの病気ですが、適切なケアとリハビリテーションによって、症状の改善や進行の抑制が期待できます。

リハビリデイセンターゆずの樹では、専門的な知識と技術を持った多職種のスタッフが、皆様の痛みを和らげ、より活動的な生活を送れるよう精一杯サポートさせていただきます。「もしかして脊柱管狭窄症かも?」と感じている方、すでに診断を受けてリハビリにお悩みの方は、ぜひ一度、私たちにご相談ください。また、急な手足の麻痺やしびれなどの症状は、脳梗塞の前触れである可能性もありますので、そのような場合はすぐに医療機関を受診してください。皆様の健康と笑顔のために、ゆずの樹は全力でサポートいたします。


 

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2025
05 / 01
10:00

5月なのに『熱中症』!?~日頃の予防と初期対応~

5月なのに『熱中症』!?:日頃の予防と初期対応

はじめに:季節の変わり目は要注意!

市川市の皆様、こんにちは!リハビリデイサービス「リハビリデイセンターゆずの樹」の機能訓練指導員の吉田です。ゴールデンウィークも始まり、新しい生活リズムに慣れてきた頃でしょうか。しかし、この時期は気温の変化が大きく、体調を崩しやすい時期でもあります。
「まだ5月だから、熱中症は大丈夫だろう」と思っていませんか?
先日、急に気温が上昇した日には、一つの病院で20名以上の方が熱中症と診断されたというニュースもありました。油断していると、思わぬ落とし穴にはまってしまう可能性があります。
ゆずの樹は、介護保険が適用できるリハビリ特化型デイサービスとして、皆様の健康維持と機能回復をサポートしています。今回は、この時期だからこそ気をつけたい高齢者の熱中症対策について、リハビリの専門家の視点からお伝えしていきますので、ぜひ最後までお読みください。

 5月でも油断禁物!高齢者が熱中症になりやすい意外な理由

5月は「まだ、大丈夫だろう」と油断しやすい季節です。

5月はまだ本格的な夏を迎えていないため、熱中症は他人事と思いがちです。
しかし、高齢者の方にとっては、この時期でも熱中症のリスクは決して低くありません。
体が暑さに慣れていないことや、気温が急に上昇することで、体温調節機能が追いつかなくなることがあります。
また、天気が良く過ごしやすい日は、水分補給を忘れがちになることも、脱水を引き起こす要因となります。

 急な暑さに要注意!熱中症の初期症状と迅速な対応

皆様、気温の変化に体がついていかないと感じることはありませんか?

熱中症の初期症状は、体がだるい、めまいがする、 हल्काな吐き気、筋肉の痛みなど、風邪と間違えやすいものもあります。
「少し休めば大丈夫」と安易に考えず、いつもと違うと感じたら、熱中症の可能性を疑うことが大切です。

もし、熱中症のような症状が現れた場合は、すぐに涼しい場所に移動し、水分と塩分を補給してください。
意識がはっきりしない場合は、迷わず救急車を呼びましょう。
高齢者の熱中症の特徴として、脱水や喉の渇きを自覚していないことがあります。

5月から始める日常生活での熱中症予防3つのポイント

皆様、そろそろ初夏の準備を始めていますでしょうか?事前にエアコンが動作しているかの確認もお勧めしています。

ゆずの樹では、一年を通して皆様の健康をサポートしていますが、特にこの時期からの熱中症対策は重要だと考えています。
今から始めることができる、日常生活での熱中症予防のポイントを3つご紹介します。

1.早めの水分補給習慣: のどの渇きを感じる前に、 定期的に水分を補給する習慣をつけましょう。特に朝起きた時や入浴後、運動後などは忘れずに水分を摂りましょう。
2.室温と湿度のチェック: エアコンが故障していないか確認しておきましょう。まだエアコンを使うほどではないと感じても、室温や湿度が高くなっていないか確認しましょう。扇風機や換気を活用して、室内の空気を循環させることも有効です。
3.服装の調整: 気温に合わせて脱ぎ着しやすい服装を選びましょう。通気性の良い素材を選び、汗をかいたらこまめに着替えることも大切です。

これらの予防策を4月から意識して始めることで、急な暑さにも対応でき、熱中症のリスクを減らすことができます。

まとめ:油断大敵!熱中症は適切な対策と習慣で予防ができます

今回のブログでは、リハビリ特化型デイサービス「リハビリデイセンターゆずの樹」の機能訓練指導員である吉田が、5月初期に注意すべき高齢者の熱中症対策について解説しました。
まだ暑さに体が慣れていないこの時期は、気温が急上昇すると熱中症のリスクが高まります。
早めの水分補給、室温と湿度のチェック、服装の調整といった予防策を4月から意識することが大切です。
初期症状である体のだるさやめまいを見逃さず、異変を感じたら適切な対応を取りましょう。

ゆずの樹では、多職種の専門スタッフが連携し、皆様の健康をサポートしています。また、急な体調変化には脳梗塞の前駆症状の可能性も考慮し、異変を感じたら速やかに医療機関を受診することが重要です。

 市川市の皆様が、気温の変化に負けず、健康に過ごせるよう、ゆずの樹はこれからも様々な情報発信とサポートを行ってまいります。体調管理について気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

 

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