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2025
07 / 10
10:00

『熱中症対策』~夏を元気に乗り切るためのポイント~

『熱中症対策』~夏を元気に乗り切るためのポイント~

熱中症、今年は大丈夫?高齢者のリスクと症状をチェック!

 pdf 熱中症対策リーフレット.pdf (1.78MB) 👈熱中症対策のリーフレットを作成しました!

 

こんにちは!千葉県市川市の「リハビリデイセンターゆずの樹」機能訓練指導員の吉田です。

本格的な夏が近づき、日差しが強くなってきましたね。この時期になると特に心配になるのが「熱中症」です。

「去年は大丈夫だったから」「あまり汗をかかないから」と油断していませんか?実は、熱中症は年齢とともにリスクが高まることをご存じでしょうか。特に高齢者の方は、体の変化によって熱中症になりやすい傾向があります。

「自分は大丈夫かな?」「家族が心配」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。今回は、熱中症のサインを見逃さないためのチェックポイントと、高齢者の方に特に注意していただきたい症状について詳しくお話しします。


 

知っておきたい!高齢者が熱中症になりやすい理由と危険な兆候

 

熱中症、なぜ高齢者が特に危険なの?

高齢者の方が熱中症になりやすい理由はいくつかあります。

  • 体内の水分量が少ない: 年齢とともに体の水分量が減少し、脱水状態になりやすくなります。

  • 喉の渇きを感じにくい: 若い頃に比べて、喉の渇きを感じにくくなるため、水分補給が遅れがちになります。

  • 体温調節機能の低下: 汗をかく量が減ったり、皮膚の血流が変化したりすることで、体にこもった熱をうまく外へ逃がしにくくなります。

  • 持病や服薬の影響: 高血圧や糖尿病などの持病がある方や、特定の薬を服用している方は、体温調節機能に影響が出たり、利尿作用によって脱水しやすくなることがあります。

こんな症状が出たら要注意!

初期の段階では、「いつもよりだるいな」「食欲がないな」といった軽度の症状から始まることが多いです。しかし、これらのサインを見逃してしまうと、重症化する恐れがあります。

  • 初期症状(軽度):

    • めまい、立ちくらみ

    • 筋肉のこむら返り

    • 大量の汗をかく、または汗をかかない

    • 体がだるい、吐き気がする

  • 中等度〜重度の症状:

    • 頭痛、吐き気、嘔吐

    • 体がぐったりしている、意識がぼんやりする

    • けいれん、手足のしびれ

    • 体温が異常に高い(38℃以上になることも)

これらの症状が見られた場合は、すぐに涼しい場所へ移動し、水分補給と体を冷やすなどの応急処置が必要です。意識がない、反応がおかしいといった場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。


 

予防が肝心!今日からできる熱中症対策【水分補給編】

 

「のどが渇いた」と感じる前に!こまめな水分補給のすすめ

熱中症予防の基本は、なんといってもこまめな水分補給です。高齢者の方は喉の渇きを感じにくい傾向があるため、「まだ大丈夫」と思っても意識的に水分を摂るように心がけましょう。

  • 何を飲む?: 水やお茶(カフェインの少ない麦茶など)、スポーツドリンク、経口補水液などがおすすめです。ただし、糖分の摂りすぎには注意が必要です。

  • どれくらい飲む?: 目安としては、1日に1.2リットル程度の水分を数回に分けて摂ると良いでしょう。汗をたくさんかいた時や入浴後などは、いつも以上に意識して補給してください。

  • いつ飲む?:

    • 起床時

    • 食事中、食後

    • 外出前、外出中、帰宅後

    • 入浴前後

    • 就寝前

    • 喉が渇いていなくても、時間を決めて(例:1時間おきにコップ1杯)飲む習慣をつけましょう。

こんな飲み物は控えめに!

アルコールやカフェインを多く含む飲み物(コーヒー、緑茶など)は利尿作用があるため、かえって脱水を進めてしまうことがあります。これらを飲む場合は、その分、水やお茶などで水分を補給するようにしましょう。


 

環境と服装を工夫して快適に!熱中症対策【生活環境・服装編】

 

室内でも油断大敵!涼しい環境を作るポイント

熱中症は屋外だけでなく、室内でも発生します。特に高齢者の方は、室内で過ごす時間が長いため、室内の温度・湿度管理が非常に重要です。

  • エアコンや扇風機を上手に使う: 節約のために我慢せず、室温が28℃を超えないように、エアコンや扇風機を積極的に使いましょう。扇風機を使う際は、窓を開けて風の通り道を作るとより効果的です。

  • 直射日光を避ける: カーテンやブラインドを閉めて、日差しを遮りましょう。すだれやよしずも効果的です。

  • 室内の湿度を下げる: 除湿機を活用したり、エアコンの除湿機能を使ったりして、湿度を下げましょう。湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体温が上昇しやすくなります。

  • 風通しを良くする: 窓を2か所開けるなどして、空気の通り道を作り、室内の熱気をこもらせないようにしましょう。

外出時の服装選びのコツ

  • 通気性の良い服を選ぶ: 麻や綿など、汗を吸いやすく通気性の良い素材の服を選びましょう。

  • ゆったりとした服を選ぶ: 体に密着する服よりも、ゆったりとしたデザインの服の方が、風通しが良く涼しく感じられます。

  • 明るい色の服を選ぶ: 黒などの濃い色は熱を吸収しやすいので、白などの明るい色の服を選びましょう。

  • 帽子や日傘を活用する: 外出時は、直射日光を避けるために帽子をかぶったり、日傘をさしたりしましょう。


 

熱中症に負けない体づくり!「リハビリデイセンターゆずの樹」のサポート

 

日々のリハビリが熱中症予防にもつながる!

「リハビリデイセンターゆずの樹」では、熱中症予防にもつながる体づくりをサポートしています。

  • バランスの取れた食事: 栄養バランスの取れた食事は、健康な体を作り、熱中症に負けない抵抗力を高めます。当施設では、管理栄養士による食事指導も可能です。

  • 適度な運動で基礎体力を向上: 運動によって汗をかく習慣をつけることは、体温調節機能を高めることにつながります。専門の機能訓練指導員が、お一人おひとりの状態に合わせた安全な運動プログラムを提供します。例えば、水中運動は体温の上昇を抑えながら運動ができるため、熱中症のリスクを軽減できます。

  • 体調管理の重要性: 日常的にご自身の体調に意識を向けることで、熱中症の初期症状にも早く気づくことができます。当施設では、看護師による健康チェックも行っており、体調の変化にいち早く対応します。

市川市の介護保険適用リハビリ特化型デイサービス

私たち「リハビリデイセンターゆずの樹」は、柔道整復師、マッサージ師、鍼灸師、作業療法士、看護師、介護福祉士、生活相談員といった多職種の専門家が連携し、皆様の健康をトータルでサポートしています。

熱中症対策だけでなく、日々の健康維持や体力向上に関するご相談も、ぜひお気軽にお寄せください。


 

まとめ:熱中症を予防して、今年の夏も元気に楽しく!

 

今年の夏も猛暑が予想されます。熱中症は、私たちの身近に潜む危険ですが、正しい知識と適切な対策で十分に予防することができます。

  • 高齢者は特に注意が必要です。喉の渇きを感じにくかったり、体温調節機能が低下していたりするため、意識的な水分補給と体調管理が重要になります。

  • こまめな水分補給と、エアコンや扇風機を使った室温・湿度管理、そして通気性の良い服装を心がけましょう。

  • 「リハビリデイセンターゆずの樹」では、皆様が熱中症に負けない体づくりができるよう、運動習慣や食生活の改善、そして日々の体調管理をサポートしています。

不安なことや気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。私たちと一緒に、今年の夏も元気に、そして楽しく過ごしましょう!


~通所型サービス~

〇市川リハビリデイセンターゆずの樹〇

(平田店)市川市平田2-5-4  ☎ 047-321-4835

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